【セミナーレポート】スポーツマンが社会/企業で活躍するための3つのマインドセット 〜いまビジネス界が求める人材とは〜 2022年8月5日(金)@中央大学学友会サッカー部

8月5日(金)に当クラブ代表の四方健太郎が、中央大学学友会サッカー部を対象にキャリアセミナー「スポーツマンが社会/企業で活躍するための3つのマインドセット〜いまビジネス界が求める人材とは〜」の講演を行いましたのでお知らせいたします。

講演では四方が経営するグローバル人材育成企業「株式会社スパイスアップ・ジャパン」にて大手企業の人材育成の現場から見える、昨今のビジネス界での人材育成課題とその解決策からの知見を、これから社会に出て活躍する大学生たちに惜しみなく共有しました。

「先が読めない」「正解がない」と言われる、VUCAの時代に求められるビジネスパーソンとしての能力は、ビジネス知識や語学力や、専門性の他に「グローバルマインドセット」が必要である。また、グローバルマインドセットが転じて、このウィズコロナの時代においては、「変革マインドセット」、つまり外的環境の変化に応じて、自分自らが変態・変容していく、物ごとや組織、活動に順応していくことが求められていると伝えました。

そのためには、まずはやってみるチャレンジ精神に加え、自分自身のやる気に火を付けること、そしてリーダーシップやフォロワーシップを発揮して、周囲のその火を伝播させ、大きなムーブメントを起こしていくこと、その3つのマインドセット、心構えが大切だと語りました。

さらに、体育会で活躍するようなスポーツマンには、目標に向かって努力する習慣、チームメイトを巻き込み、やり切る力などの「スポーツマンシップ」が備わっていて、社会に出て活躍できるポテンシャルの高さを伝えました。

一方で、学生生活の相当な時間を部活動に打ち込む学生にとって足りていないことは何か、それは外界を知ることの機会です。学校や学生内のコミュニティから一歩踏み出して、社会人と触れ合うことや、学校や部活動の生活拠点から少し離れてみること、日本を飛び出して海外の空気を吸ってみることが足りません。

外界を知り、視座を高め、視野を広げ、視点を変えること。この経験をすることが学生生活、部での活動の時間・経験をさらに立体的に、豊かなものにする秘訣だと語りました。

鎌倉インターナショナルFCでは、今年9月11日(日)より、その原体験を積むことができる「アジア越境ビジネスインターンシップ」を実施します。ASEANの中心に位置するシンガポールにおいて多種多様な人種と交わり、言葉や文化の壁を越えることで固定観念を打ち破ると同時に、隣国マレーシアとの国境も徒歩で越え、複眼的視点を身に着けることを目的としています。セミナー内ではこのプログラムの概要も紹介されました。

セミナーを受講した学生や教員、指導者からは、学生生活や部活動での今後の過ごし方の参考になった、自己肯定感が高まって就職活動への臨み方がイメージできた、シンガポールでのインターンプログラムに参加したいと思った、ビジネス界の人材像ニーズがわかり学生たちのためになったなどの感想がもたらされました。

セミナー概要(約60分)
・自己紹介
鎌倉インテルオーナー四方健太郎のキャリアを振り返り今取り組んでいる人材育成や鎌倉インテル設立の経緯の紹介

・現在の時代背景と、イマ企業が求めている人材像
今ビジネス界で求められている「グローバルマインドセット」「変革マインドセット」とは

・スポーツマンがビジネス界で活躍できるワケ
「スポーツマン」と「体育会系」の違い。そしてなぜ「スポーツマン」が求められているか

・アジア越境インターンシッププログラム
学生に足りない「外界を知る」ことをサポートするシンガポールプログラム

本講演のアーカイブ動画視聴及び当クラブへの講演依頼、及びアジア越境ビジネスインターンシップの資料請求は下記ページよりお問い合わせください。(学生や学校関係者の方々向け)
https://forms.gle/CddfhSz3SmW6gi1H7