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【神川明彦(メインコーチ)プロフィール】
1966年生まれ。日本サッカー協会公認S級コーチ。鎌倉市出身。地元の御成小、御成中、鎌倉高校に進学。鎌倉高校2年時にインターハイベスト16、高校サッカー選手権大会に出場する。高校3年時に神奈川県代表メンバーとして国民体育大会で優勝。その後、明治大学に進学して体育会サッカー部に入部する。大学3年時、総理大臣杯4位になる。
同大学卒業後、大学職員として大学に残り、1994年よりサッカー指導者としての道を歩み始める。同年より、明治大学サッカー部のコーチに就任。2005年に同大学サッカー部監督に就任。2009年には、全日本大学選手権大会で、明治大学を51年ぶりの優勝に導く。また同年、天皇杯予選でJ1山形に勝利し、大学史上初めてJ1チームに勝利する。そして明治大学監督時代には、長友佑都、室屋成、山田大記、丸山祐市らの日本代表選手を育て上げ、50名以上のJリーガー達を輩出した。2015年、ユニバーシアード代表監督として大会3位を記録。2016年には、J3グルージャ盛岡の監督に就任。天皇杯では、岩手県勢で初の3回戦に進出した。2017年には、明治大学附属明治高等学校・中学校サッカー部総監督に就任。そして昨年から、鎌倉インターナショナルFCのアドバイザーにも就任する。
【今回クリニックを開催するにあたってのコメント】
私の地元の鎌倉市に、Jリーグを目指すサッカークラブ、鎌倉インターナショナルFCが設立されたのが、昨年の1月でした。このことをSNS上で知った私は、クラブ代表の四方健太郎氏とGMの吉田健次氏に連絡をとってお会いして、彼らが本気で、この鎌倉市を拠点に、Jリーグを目指すサッカークラブを運営するつもりで、彼らのサッカーに対する情熱も本物である事を確認しました。そこで、私は進んでこのクラブのアドバイザーに就任することにしました。私を育ててくれた、地元鎌倉市にサッカーで恩返しできる絶好の機会だと考えたからです。
その後、鎌倉インテルのスタッフと話していく中で、鎌倉インテルを長く続けていく中で、クラブのユースアカデミーの運営は不可欠だという意見で合致しました。私個人的に考えている現在の鎌倉のサッカー事情の問題点は、子供達がサッカーをやる環境が充実しているとは言えないことです。サッカーグラウンドの事は大きな問題ですが、その影響もあって、鎌倉に住んでいる子供達が地元でサッカーを続ける事が難しい状況にあります。小学生たちは、私がかつて所属していたおなりレパーズを含む少年サッカー団が10団体ほどあって充実していますが、その上のジュニアユース、ユース世代になると、学校も強豪校が少なく、真剣にサッカーを続けたいなら、どうしても市外、県外に目を向けるしかありません。なので、鎌倉インテルとしての重要な役割は、ジュニアユース、ユース世代の子供達が、引き続き地元鎌倉でサッカーをやれる環境を整える事、そしてユースアカデミーを運営して、そういう子供達の受け皿になる事です。今回のこのクリニックが、近い将来、このクラブのユースアカデミーの設立のための第一歩になればと考えています。
私はJFA公認S級コーチであり、Jリーグ監督を経験し、大学監督時代では、長友佑都や室屋成などの日本代表選手も育て上げ、現在は高校生、中学生の指導を日々行なっていて、愛媛県での小学生向けのクリニックを常時、開催しています。各年代の選手を指導をしてきた私は、指導者として、小学生の年代の子供達にサッカーの基本を徹底的に指導することが、その子供達のその後の選手としての飛躍にいかに大切かを常に感じていました。今回、鎌倉インテルでこのクリニックに関われることで、地元鎌倉の子供達を指導できる機会をいただけて、大変嬉しく思っています。地元鎌倉への地域貢献という意味でも、ぜひ今回のクリニックを成功させたいと考えています。
そしてクリニックの実際の内容ですが、サッカーの基本的な技術と戦術を指導していきたいと考えています。技術としては、「止める」「蹴る」「運ぶ」というサッカーの基本技術の指導を徹底したいと考えています。また、クリニックの後半ではゲームを行いますが、サッカーにおいてゲームの中では4つの局面があります。それは「攻撃」「守備」「攻撃から守備への切り替え」「守備から攻撃の切り替え」。この4つです。クリニックでは、ゲームをやりながら、子供達に今、自分がどの局面にあって、何をすべきかを考えてもらって、その考え方を整理してもらいます。そしてサッカーにおいて、最終的な目標は「ゴールを奪う」「ゴールを奪われないように守る」ことですから、今話した基本技術や戦術が、最終的な目標に反映されるように、指導していきたいと考えています。
また、今回のクリニックでは、個人技術の練習は行いません。全てグループでのトレーニングを行います。今回は会場のスペースも考えて定員20名にしましたが、定員を20名にしたのは、5名グループ、4名グループ、2名グループと色々グループ分けができるという理由からです。サッカーはあくまでも、チームスポーツですので、もちろん個人技術も大切ですが、グループでのトレーニングがより試合に近いトレーニングであって有効なトレーニングです。
また、これは私のクリニックの特徴でもあると考えていますが、各選手はそれぞれ利き足を持っています。私の指導では、まずはそれぞれの利き足を使ったトレーニングを重視します。その利き足での基本的な技術を徹底的に磨いていきたいと考えています。
そして、今回のクリニックの最終的な目標は、今回、「鎌倉インテルFC・ジュニアスーパーサッカークリニック」を受講した選手たちが、各々のクラブに戻った時に、サッカーの技術や戦術だけでなく、人間として物を発信する力、物を受信する力、ゲームを読む目など、クリニックで体得したものをチームにも還元してくれればと考えています。そして、そういう指導を受けたことで、それぞれの選手が将来、より高いカテゴリーのチームで活躍できる選手に成長してくれれば、これ以上の喜びはありません。
定員20名と少ない人数ではありますが、ぜひご参加ください!
【イベント要項】
「鎌倉インターナショナルFC ジュニア・スーパーサッカークリニック」
■日時 : 9月10日(火) 19:00〜20:30
■会場 : フィルーラ大船 (JR大船駅から徒歩4分。西友屋上)
■メインコーチ : 神川明彦 (鎌倉市出身。JFA公認S級ライセンス、鎌倉インテルFC アドバイザー)
■アシスタントコーチ : 武田航平(鎌倉インテルFCトップチーム・コーチ)
■定員 : 20名
■対象 : 小学5、6年生
■参加費 : 初回 1,500円(税込)※通常定価2,000円
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