新年のご挨拶

皆さま、あけましておめでとうございます。

2021年は、皆さまにとってどんな年になりますでしょうか。

昨年は、新型コロナウイルスのパンデミックにより、世界に大きな影響がありました。私たちサッカークラブの周りでも、リーグ戦は通常よりも半年近く開幕が遅れ、厳格なウイルス蔓延防止策の徹底、無観客試合など、日々の生活にも甚大なインパクトがありました。

一方で、医療従事者の方々はもとより、神奈川県サッカー協会はじめ、関係各位のご尽力により、私たちも公式戦を行うことができ、そして限りなく通常に近い生活が送れていることに、改めて感謝申し上げます。

このコロナ禍は、インターナショナルを標榜する私たちも大きな影響を及ぼしました。私自身も、普段は鎌倉とシンガポールを毎月のように往復していましたが、依然として足止めをされています。

しかしながら、この新しい価値観の中で、オンライン、リモートワークなどをフルに活用し、今までより便利になったこと、快適になったこと、新しい発見や、この状況下ゆえの出会いもあったかと思います。どんな状況においても、プラス思考でいられること、どうやったらより良くなるだろう、と考えること・行動することが重要なことも改めて思い知らされた一年となりました。

今年こそは、コロナ以前と同じような世界に戻ると良いですね、というのは簡単なことですが、おそらく完全に"元通り"になることは無いでしょう。

このコロナ禍で、世の中において本来は必要ではなかった無駄なことがあぶり出されました。そしてより本質的なものが残ります。また新しい技術を使った変革へのメンタルブロックが外れ、世界は完全にトランスフォーメーションするモードに入りました。

旧態然とするものは淘汰され、より正しいものが正しく評価され、生き残ってく世界になると思います。

自分たち自身もこの外部環境の変化に柔軟に対応し、変革を続け、社会・世界により貢献できるような存在になっていきたいと思います。私たちは、より多様性を高く持ち、社会との関係を強くもち、隔たりのないボーダーレスな世界感を創っていきたいと思っています。

最後に、今年は鎌倉に新しい拠点を作るべく、「鎌倉みんなのスタジアム」プロジェクトを進めています。春にオープンできるように鋭意努力を続け、挑戦していきます。こちらはまだ支援を募集しておりますので、ぜひ一緒に挑戦する仲間になっていただければと思っています。

https://kamakura-inter.com/kifc-cf/

本年も厳しい年明けになりますが、ともに頑張っていきましょう。


2021年 元旦

鎌倉インターナショナルFC
代表取締役オーナー 四方 健太郎